谷地八幡宮・林家舞楽

谷地八幡宮
山形県河北町に鎮座する谷地八幡宮は、平安時代の寛治5年(1091年)に源義家が勧請して祈願所にしたことが始まりと伝えられる歴史ある神社です。天正初年(1573年)頃に、白鳥十郎長久公が谷地城築城の際に、山形県村山市白鳥から河北町へ遷され、古くからこの地の人々に厚く信仰されてきました。
境内には、名刀の産地であった歴史を物語る「月山顕彰碑」が建立されています。
河北町出身の刀匠・月山貞吉は、大阪へ移り先祖伝来の技法「綾杉鍛え」を再興し、現在も続く「大阪月山派」の礎を築きました。この顕彰碑は、河北町で培われた刀工の優れた技術と歴史を後世に伝えています。
また、境内中央には、神職・林家が代々一子相伝で守り続ける「林家舞楽」のための石舞台が据えられています。
毎年9月の例祭「谷地どんがまつり」では、この舞台で舞楽が奉奏され、町全体が荘厳な熱気に包まれます。
林家舞楽
林家舞楽は、谷地八幡宮の神職を務める林家が平安時代から一子相伝の掟により、1100年以上の長きにわたり守り続けてきた伝統芸能です。国の重要無形民俗文化財に指定されており、日本四大舞楽の一つにも数えられています。
この舞楽の最大の特徴は、長い歴史の中で改作をほとんど受けず、平安当時の姿をそのまま留めている点にあります。紅花染めの技法を用いた鮮やかで豪華な装束を身にまとい、力強くもしなやかに舞う姿は、見る者を千年前の雅な世界へと誘います。
毎年9月に河北町で開催される例大祭「谷地どんがまつり」のほか、5月5日に寒河江市の慈恩寺で行われる「一切経会」などで奉奏されます。一族の手によっ継承されてきた舞は、山形が世界に誇るべき貴重な文化遺産です。


| 住所 | 〒999−3511 山形県西村山郡河北町谷地224 |
| 電話番号 | 0237-72-2149 |
| 駐車場 | 約10台 ※入り口は境内西側の通りにございます。 |
| 公式サイト | https://www.yachihachimangu.jp/ |
※谷地八幡宮ではご祈祷や、七五三詣、神前結婚式も受け付けています。
事前にお電話でご連絡をお願いします。